秘密文書リサイクルシステム


   秘密文書をリサイクルで
     
上手に確実に処分する方法

      オフィスの紙ごみの中で、秘密文書もかなりの量。これらの文書は他見を避けるた
     め、ほとんどが社内で梱包後、あるいはシュレッダー処理後、焼却に回されていまし
     た。しかし、これらの文書は上質の紙類が多く再生可能なものが大部分です。
      このため、広島市では、平成16年4月1日から焼却工場への秘密文書の搬入を
     規制し、リサイクルを推進することになりました。
      財団法人広島市環境事業公社では、平成7年度から絶対に他見を避けながら、
     秘密文書からトイレットペーパーを再生する「秘密文書リサイクルシステム」を作り、
     広島市役所各施設で導入され現在に至っています。
      今後、広く広島市内の企業の皆様にも利用していただくよう、お願いします。
    (このシステムは一般財団法人広島市都市整備公社西部リサイクルプラザ管理事務
    所が運営しています)

       @鍵つきトラックで、秘密をしっかりガード   A警備体制も万全。そのまま製紙メーカーへ送ります
                     
        企業・事業所                  集荷ステーション                 製紙メーカー
                                                                         
B秘密保持のため、すぐ溶かされます
                                                                   ダンボールごと溶かす

                                                          
                                  
  Dトイレットペーパーとして契約先の事業所等へ販売します    C新しく「HIROSHIMA紙」に再生     

1  申込方法

   秘密文書回収にあたり、事前に所定の契約等が必要になります(有料)。なお、契約に
  つきましては、一部回収できない地域がありますので、事前に電話でお問い合わせください。

2  回収日・納入日

   秘密文書の回収日、再生トイレットペーパーの納入日は次表のとおりですので、所定の
  申込書により、希望日の1週間前までに当プラザにFAXにて申込ください。

  【令和7年度】

回 収 日 納 入 日 回 収 日 納 入 日
8日(火) 22日(火) 10日(木)  11日(金) 10 7日(火) 21日(火) 9日(木)  10日(金)
13日(火) 20日(火) 15日(木)  16日(金) 11 11日(火) 18日(火) 13日(木)  14日(金)
10日(火) 24日(火) 12日(木)  13日(金) 12 2日(火) 16日(火) 4日(木)  5日(金)
8日(火) 22日(火) 10日(木)  11日(金) 13日(火) 20日(火) 15日(木)  16日(金)
5日(水) 26日(火) 7日(木)  8日(金) 3日(火) 17日(火) 5日(木)  6日(金)
2日(火) 16日(火) 4日(木)  5日(金) 10日(火) 24日(火) 12日(木)  13日(金)

(注) 1 秘密文書の回収日については、当日の申込状況により前日の月曜日になること
     があります。回収日と回収予定時刻については、事前にFAXにて通知します。
    2 再生トイレットペーパーの販売は、1ケース単位(60ロール入り)となります。

3  秘密文書の自己搬入(有料)

   西部リサイクルプラザでは、少量の秘密文書について、自己搬入による受け入れを行っ
  ています。 ※入口は施設の北側です。
   個人・事業者を問わず、広島市内から排出される秘密文書を1日10箱(1箱の大きさは
  ミカン箱程度を目安にしてください。)まで、西部リサイクルプラザ開館日の午前9時から午
  後4時30分まで随時搬入できます。秘密文書を搬入される際には下記の「秘密文書受入
  基準」を参考にしてダンボール箱に梱包し、クラフトテープで封をした状態で搬入してくださ
  い。  

 秘密文書受入基準

   このシステムにより回収した秘密文書は、トイレットペーパーに再生されるため、大前提
  として、すべて手で破ることができ、水に溶解する紙類とさせていただきます。
   また、排出にあたっては、ダンボール箱に梱包してください。(一切開封せず、ダンボー
  ルごと溶解炉に投入します。)

受入できるもの 区   分 受入の条件
紙の種類  
  コピー用紙(上質紙・再生紙) 文書を綴じてあるホッチキスの針・クリップ(綴じ幅が1cm以下)の小さな金具、綴り紐は取り除かなくて結構です。
  電算用連続帳票(上質紙・再生紙)
  感圧記録紙
  上記紙質の帳票類
裏カーボン紙(カーボン伝票など) 各箱に梱包した文書類の10%以下の場合。
感熱記録紙(FAX、ワープロ用紙など)
湿式感光紙(青焼き)
フラットファイル  
  フラットファイル・白表紙 文書類を綴じてある場合。
  封筒 文書類を入れてある場合。
  その他のファイル 紙製で、手で破ることができるものに文書類を綴じてある場合。
文書類の梱包に使用できるもの  
ダンボール箱 書類が散逸しないようクラフトテープ(紙製)で封をしてください。
紙製の箱

   
受入できないもの 区   分 受入できない理由
紙の種類  
  ザラ紙(新聞・雑誌・電話帳等) トイレットペーパーにザラ紙の色が残るため
  現像した写真(ポラロイドを含む) 水に溶解しないため、トイレットペーパーの原料になりません。
  エコー検査等の記録写真、記録紙
  合成紙(トレース紙・第二原紙)
  形状記憶紙
  ロール紙(芯があるもの、巻の硬いもの)
ファイル類  
  黒表紙 トイレットペーパーに黒色が残るため。
  チューブファイル・バインダー等 故障の原因となる恐れがあるため、溶解設備に入れられません。
  ビニールファイル(クリヤーブック等)
  アルバム・写真フォルダー等
  布製の素材が使用されているもの
  その他  
  書籍類 ザラ紙を使用している場合が多く、表紙の部分が水に溶解しないため。
  シュレッダー処理した紙類 繊維が細かく裁断されているためトイレットペーパーの原料になりません。
  Pバンド・PPロープ・布製の紐 故障の原因となる恐れがあるため、溶解設備に入れられません。
  電子記憶媒体・フィルム類など

(注) 1 文書を綴じてあるクリップ・ホッチキスの針等の小さな金具、綴り紐は取り除く必要
     はありません。
    2 ダンボールは、紙製クラフトテープで梱包してください。
    3 受け入れできないものが混入していた場合、その処理について本公社は一切責任を
     負いませんので、秘密文書を梱包する際は十分ご注意ください。


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